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2026-09-12

Xの全ログを数えた2025年編。6年で5分の1になり、5月に底を打った

シリーズ「Xの全ログを年ごとに数える」第6回 / 全6回

目次

Xのアーカイブを年ごとに数える企画、2020年から始めて今回が6本目、2025年分です。ここまでの5年はずっと右肩下がりでしたが、この年は年の途中で流れが変わりました。

この年の投稿数

区分 2025年 2024年 増減
全体 3,645 5,329 -31.6%
本人の投稿 2,403 3,695 -35.0%
リツイート 1,242 1,634 -24.0%
うち返信 188 457 -58.9%

6年分を並べると、こうなります。

年 全体 本人 返信
2020 18,229 13,802 3,912
2021 13,212 10,099 2,631
2022 10,999 8,811 1,366
2023 6,532 5,018 706
2024 5,329 3,695 457
2025 3,645 2,403 188

全体では6年で20.0%、5分の1になりました。返信にいたっては188件で、2020年の4.8%。1日あたり0.5件で、2日に1回しか人に返信していない計算です。Xを会話の道具として使うのは、この6年で完全にやめたことになります。

リツイートの割合は34.1%まで上がりました。3件に1件を少し超えています。

月別の推移。5月に底を打って、8月から戻った

  • 1月313/2月260/3月260/4月200
  • 5月115/6月181/7月231/8月371
  • 9月469/10月442/11月359/12月444

5月の115件が、集計を始めてからの最少月です。1日3.7件。2020年の最少月(5月751件)の6分の1で、同じ5月というのは偶然でしょうが、ここが底でした。

そこから8月に371件、9月に469件と戻っています。上半期が1,329件、下半期が2,316件で、下半期が74%多い。2021年以降で下半期が上半期を上回ったのは2022年(5%差)とこの年だけで、74%という開きは6年分のなかで突出しています。

何が起きたかははっきりしています。8月の上旬から、ある連載を読んだ感想を毎回書く習慣が始まりました。「今月2回目(2回連続)」「今月4回目(4日ぶり)」といった具合に、自分で回数と間隔を数えながら投稿する形式です。この形式の投稿が年18件あり、それに引っぱられる形で周辺の投稿も増えました。9月には追いかける対象がもう1組増えて、8月以降の月平均が417件まで戻っています。

減るときは自然に減りますが、戻すには何かきっかけが要る。

時間帯。夜型がゆるやかに戻る

  • 21時293/23時273/12時240/22時234/0時229
  • 6時19/7時23/8時33

ピークは21時で6年連続同じです。前年は横一線に近かったのが、この年は21時と23時に少し山が戻りました。深夜0時から5時までは716件、全体の19.6%で前年(19.0%)とほぼ同じ。

特徴的なのは12時台の240件で、全時間帯の3位に入っています。昼休みにまとめて触る、というリズムが強く出た年でした。朝6時から8時は合計75件で、6年間で最も薄くなっています。

頻出語。固有名詞が消えた

上位を並べると、「流石」47回、「普通」41回、「頑張」39回、「ワロタ」37回、「出来」35回。上位5語のうち固有名詞はゼロです。

2020年は「質問箱」が1,581回、2022年は「配信中」が318回と、上位を特定の対象や自動投稿が占めていました。この年の最多語は47回しかありません。母数が減ったぶんもありますが、それ以上に「同じことを繰り返し書く」使い方がなくなった影響が大きいと思います。

残っている固有名詞は、アイドル関連(「櫻坂」20回、「メンバー」31回、「ライブ」18回)と野球関連(選手の名字が16回、「バント」15回)が10〜30回の帯にちらほら。前年に絞り込まれた2つの趣味が、そのまま規模を小さくして続いていました。

もう一つ、12月に語学アプリの365日連続記録を報告する投稿が1件だけありました。1件なので集計には出てきません。ただ、2020年に169日続いた勉強の記録と並べると、SNSの外側で続けているものは変わっていないことがわかります。減ったのは投稿だけで、生活のほうは続いていました。

反応が多かった投稿

この年の最多は12月30日の47いいね、7リツイートです。

だから、冷徹で目を配れて場を引き締められる系は2番手までにしかなれないんよな

引用元がある投稿への一言ですが、これ単体でも意味が通ります。組織のなかで人がどう評価されるかについての言い切りで、思い当たる人が多かったのだと思います。

2位は8月の18いいね。ある合唱のステージで、伴奏に回ったメンバーのところまで歩いていって手を繋いだ、という場面を褒めた投稿でした。どちらにも共通しているのは、細部を1点だけ挙げて言い切っていることです。網羅的な感想文や長い分析は、6年分を通してほとんど伸びていません。

いいねの分布も前年とほぼ同じでした。自分の投稿2,403件の66.7%はいいねゼロ、年間のいいね合計は1,798。平均0.75です。無反応が3分の2という前提を持っていれば、たまに伸びたときに驚かずに済みます。

2025年をまとめると

6年で投稿は5分の1、返信は20分の1になりました。それでも5月に底を打ったあと、新しい習慣ひとつで後半は持ち直しています。量が減ったこと自体より、減った先に何が残ったかのほうが、あとから読み返すと面白い記録になりました。

集計の方法

数字はすべて、X(旧Twitter)の公式アーカイブをダウンロードして自分で集計したものです。1件ずつのJSONに投稿日時・本文・いいね数・リツイート数・返信かどうかのフラグが入っているので、年ごとに分けて数えました。

  • 「本人の投稿」は、リツイート以外のすべて(返信と引用を含む)
  • 「返信」は本人の投稿の内数で、二重には数えていない
  • 時刻はすべて日本時間
  • 頻出語は本文から漢字・カタカナのまとまりを機械的に抜き出して数えた簡易的なもの。「東京六東都」のように、語として不自然な切れ方をしたものも混じっている。1投稿に同じ語が複数回出る場合は、その回数ぶん数えている

最後の点が、2022年と2023年で「自動投稿が頻出語1位を取る」原因になりました。同じテンプレートを繰り返し投稿すると、そのなかの語がそのまま順位を押し上げます。自分のログを分析するときは、まず定型の自動投稿を切り分けてから数えたほうがいいというのが、この6年分での教訓です。

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集計の手順とスクリプトは、Xの全履歴アーカイブを自分で集計する手順にまとめています。