最近、自分専用の「AI秘書」を作って使っています。チャットで話しかけると、今日の予定を教えてくれたり、SNSを監視して要約してくれたり、気になったことを調べてまとめてくれたりする——そんなアシスタントです。うちでは「ミス・パーフェクトMark-II」と名前をつけて運用しています。
なお、Claudeを使ったこの手のAI秘書エージェントは、GOROman氏が公開している「ナルエビちゃん三世」が本家・先駆けです。Bot Tokenを設定するだけで動かせるシンプルなbashスクリプトとしてオープンソース公開されており、この記事の取り組みもその流れを汲んで作ったものです。
この記事では、AI秘書で実際に何ができて、どう作っていて、運用で何に気をつけているかを、実体験ベースで紹介します。
AI秘書でできること
今のところ、こんなことを任せています。
- 毎朝の予定通知:その日のカレンダーの予定をまとめて通知
- SNSの定期チェック&要約:特定アカウントの新着投稿を1日数回、要点だけ届ける
- 調べ物:気になったURLやニュースを投げると、中身を要約して返してくれる
- 定期レポート:毎日・毎週の決まった集計を自動で投稿
- ブログ運用の補助:実はこの記事も、AI秘書と一緒に書いています
ポイントは「賢いAI」というより、自分の生活データに繋がっていて、チャットで気軽に頼める相棒になっていることです。
どうやって作っているか
特別なことはしていなくて、ざっくり言うと次の組み合わせです。
- 頭脳:AIエージェント(CLIで動くタイプ)
- 入口:チャットアプリのbot(スマホからどこでも話せる)
- 定期実行:スケジューラ(cron的な仕組み)で決まった時刻にタスクを起動
- 連携:カレンダーやSNSなどの各種API
「AIエージェント + チャット + スケジューラ + API連携」。要素はシンプルですが、これらが繋がると便利さが一段変わります。
使ってみて良かったこと
- 情報収集の手間が激減した(要約された状態で届く)
- 「あれ調べといて」が本当に通じる
- 予定やタスクの抜け漏れが減った
- 何より、頼める相手がいるという安心感がある
気をつけていること(セキュリティ)
便利な反面、AI秘書は“自分の情報”を扱うので、ここは慎重にしています。
- プロンプトインジェクション対策:外部から受け取った文章(リンク先の本文やSNS投稿)に「こうしろ」という指示が混ざっていても、それには従わせない。あくまで“データ”として扱う
- 秘密情報の最小化:APIキーなどの認証情報は最小権限で、使ったら片付ける
- 公開と非公開の線引き:人に見せていい情報と、自分だけの情報をきっちり分ける
このあたりを最初に決めておくと、安心して任せられます。
まとめ
AI秘書は「すごいAI」というより、生活に馴染んだ小さな相棒です。完璧ではないけれど、毎日の地味な面倒を少しずつ肩代わりしてくれます。
興味があれば、まずは小さく「予定を教えてくれるbot」あたりから始めてみるのがおすすめです。育てていくと、だんだん自分にとって手放せない存在になっていきますよ。